- いろいろなトラブルを乗り越えて健康診断の予約が完了しました
先日の続きです
先日、健康診断の予約で少々ややこしいことになった話を書きました。
会社員時代は、健康診断といえば会社から案内が来て、指定された病院へ行けば、だいたい必要な検査は一通りやってもらえました。
ところが、会社を退職し、健康保険も変わると事情が違います。
健康診断そのものは受けられるのですが、胃がん検診や大腸がん検診などは、別に申し込まなければならないものがある。
しかも私は、その仕組みをよく理解しないまま病院へ予約に行ってしまい、あとから
「大腸がん検診も別に申し込まないといけなかったのか」
と気付きました。
その結果、役所へ行き、検診の案内を再発行してもらい、さらにもう一度病院へ行って予約内容を変更することになりました。
健康診断を受ける前から、すでに健康のために歩かされています。
これも運動療法の一環なのでしょうか。
雨が上がったので、再び病院へ
その後、雨の日が続きました。
わざわざ雨の中を病院まで歩いていくほど元気でもありませんので、晴れるのを待ち、ようやく週末に病院までトボトボと歩いて行くことにしました。
病院までは約1km。
往復2kmです。
健康診断の予約変更をするだけで約3000歩。
考えてみれば、健康診断を受ける前から、なかなか健康的です。
しかし、雨が続いていたおかげで一つ良いこともありました。
役所でもらった「がん検診のご案内」を、家でゆっくり読む時間ができたのです。
こういう役所の案内というのは、不思議なもので、最初に見るときは必要なところしか目に入りません。
ところが、二度目、三度目と眺めていると、
「あれ?」
という項目が次々と出てきます。
大腸がんだけではありませんでした
大腸がん検診。
胃がん検診。
ここまでは分かっています。
ところが、その下を見ると、
肺がん(結核)検診。
さらに、前立腺がん検診。
……これも申し込みが必要なの?
会社員時代には、ほとんど意識したことがありませんでした。
胸部レントゲンは毎年撮影していました。
血液検査ではPSA検査も受けていました。
私の中では、「健康診断とはそういうもの」になっていたのです。
ところが、健康保険が変わると、その「当たり前」が当たり前ではなくなっていました。
胸部レントゲンは、肺がん・結核検診として別申し込み。
前立腺がんのPSA検査も別申し込み。
ちなみに前立腺がん検診は2年に1回です。
つまり、最初に追加した胃がん検診だけでは足りませんでした。
大腸がん。
肺がん。
前立腺がん。
次から次へと出てきます。
なんだか健康診断というより、「がん検診スタンプラリー」のようになってきました。
全部集めると何か景品でももらえるのでしょうか。
もちろん、もらえるとすれば「安心」という景品でしょう。
しかも、これらを全部追加しても自己負担は合計2000円です。
これは安い。
受付で追加をお願いしました
病院の受付で説明しました。
「先日、胃がん検診だけ追加して健康診断を予約したんですが、保険が変わったら検診の内容まで変わることに気付かなくて……」
受付の方は、慣れた様子です。
「はい」
「それで、大腸がんと肺がんと前立腺がんも全部追加したいんですが」
「かしこまりました。では、こちらの問診票をご記入ください」
出てきたのは3枚。
大腸がん。
肺がん。
前立腺がん。
私は待合室で一枚ずつ記入しました。
名前。
生年月日。
既往歴。
症状。
同じような項目を何度も書きます。
最近は何でもデジタル化と言いますが、病院ではまだまだ紙が強い。
書き終わった3枚の問診票を受付へ持って行きました。
胃がん検診の分も合わせれば、これでほぼ全部そろいました。
まるでポーカーのフルハウス
受付の方へ一枚ずつ渡していきます。
気分としては、トランプのポーカーでカードを開くようなものです。
大腸がん。
肺がん。
前立腺がん。
最後に心の中で、「フルハウス!」と言いたくなりました。

もちろん実際には言いません。
病院の受付で突然「フルハウス!」と言い出したら、別の診療科を紹介される可能性があります。
受付の方から説明がありました。
「先日お渡しした予約票は、通常の健康診断と胃がん検診で1000円となっていますが、そちらは破棄してください」
「今回、検診を追加しましたので、当日の自己負担額は2000円になります」
時間は変更なし。
朝食を取ってはいけない点も変更なし。
そして、「こちらの検便と、先日お渡ししている採尿を忘れずにお持ちください」とのこと。
はい。ここは重要です。
ここまで苦労して予約して、当日に検便を忘れたら笑えません。
いや、ブログのネタとしては面白いかもしれませんが、できれば避けたいところです。
予約が終わっただけなのに、なぜか晴れ晴れ
こうして、ようやく健康診断の予約は完全に終了しました。
病院を出ると、また1kmの道を歩いて帰ります。
行きは、「また予約変更か……」と少々面倒な気分でしたが、帰り道は晴れ晴れ。
まだ健康診断を受けてもいません。
血液検査もしていません。
胃も見ていません。
大腸の検査もしていません。
当然、結果など出ているはずがありません。
それなのに気分としては、「すべて異常なしです」と言われたくらいの爽快感です。
人間というものは不思議なもので、病気が見つからなかったから安心するのではなく、
「予約が無事に取れた」だけでも結構安心するものです。
これだけ調べてもらって2000円
考えてみれば、健康診断に加えて、胃がん、大腸がん、肺がん、前立腺がんまで調べてもらって、自己負担2000円。
これで何も異常がなく、また一年元気に暮らせるなら安いものです。
もちろん健康診断を受けたからといって、一年間の健康が保証されるわけではありません。
それでも、自分では気付きにくい病気を早めに見つけてもらえる機会がある。
会社を辞めると、健康診断も自分で調べ、自分で申し込み、自分で管理しなければならなくなりました。
少し面倒です。
いや、かなり面倒です。
今回も役所へ行き、病院へ行き、また病院へ行きました。
しかし、その手間を考えても、これだけの検査を受けられる制度はありがたいものです。
若い頃は、健康保険料が給料から引かれているのを見て、「高いなあ」くらいにしか思っていませんでした。
ところが年を取ると、病院へ行く機会も増え、検査を受ける機会も増えます。
そして初めて、「なるほど。こういう時に使うものだったのか」と実感します。
あとは当日、忘れ物をしないだけ
ということで、今回の結論。
健康診断の予約は、ようやく完了しました。
あとは当日、
検便を忘れない。
採尿を忘れない。
朝ごはんを食べない。
そしてできれば、検査結果も全部「異常なし」。
ここまでそろえば、本当のフルハウスです。
健康保険、ありがとう。
そして来年は、もう少し要領よく申し込みたいものです。


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