年金生活での投資と資産の取り崩しや年金、健康保険に関すること。
すべて実体験のお話です。

マイナ保険証でもお薬手帳が残るわけ

- 院外薬局とお薬手帳が残る本当の理由

健康保険が変わって初めての通院で感じた違和感

保険が変わったのにカードは同じという不安

本日、協会けんぽから国民健康保険に切り替えて初回の通院です。

これまでの経緯は以下に都度書いてきました。

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国民健康保険の手続きに区役所に行く
国民健康保険の手続きに区役所に行く

これまでの人生で、健康保険が変わるといえば、
まず「紙の保険証が変わる」というイベントがありました。

会社員から転職したとき、
あるいは退職したとき、

財布の中の保険証が、
「はい、あなたの身分変わりましたよ」と言わんばかりに、
色やデザインを変えて主張してきたものです。

ところが、今回は違います。

見た目、まったく同じ。

手元にあるのは、例のあのカード。
そう、マイナ保険証です。

健康保険が変わったのに、カードは何も変わらない。

しかも、そのカードのどこにも

「あなたは今、国民健康保険です」

なんて書いていない。

正直、ちょっと不安になります。

これ、本当に大丈夫なのか?

受付でのやり取りと日本の医療システムの速さ

受付で、恐る恐る聞いてみました。

「すみません、健康保険が変わったのですが、大丈夫でしょうか?」

受付の方は慣れた様子で、

「少々お待ちください」

カチャカチャカチャ……

(このキーボード音、妙に安心感があります)

「はい、1日に変更されていますね。
そのままそちらのスキャナでマイナンバーカードを登録していただければ大丈夫です」

……おお。

さすが日本。

先日、区役所で手続きをしたのが1日。
そして今日は7日。

わずか数日で、医療機関のシステムに反映されている。

これは正直、感心しました。

昔なら、

「証明書はまだですか?」
「郵送がまだ届いてなくてですね」

みたいなやり取りがあったはずです。

デジタル化、ちゃんと進んでいます。

診察はいつも通り、でも見えてきた「医療の役割の変化」

循環器内科は「治療」ではなく「体調管理のコーチ」

診察は、いつも通り。

時間にして5分ほど。

毎朝測っている血圧が少し高めなので、

「半年後くらいに薬を検討しましょう」

という、なんとも穏やかな会話。

そして9週間分の高脂血症の薬を処方していただきました。

高齢期の通院はメンテナンスという考え方

私にとって循環器内科は、

「病気を治す場所」というより、「体調管理のコーチ」という感じです。

無理せず、でも放置せず。

この距離感がちょうどいい。

なぜ今でも院外薬局なのか?ワンストップ医療が消えた理由

さて、問題はここからです。

処方箋を持って、薬局へ。

ここで、ふとした疑問が湧いてきました。

昔は病院で薬まで完結していた

なぜ「院外薬局」が当たり前になったのか

昔はシンプルでした。

  • 病院で診察
  • そのまま薬をもらう
  • 会計も一回

完全に医療のワンストップが出来ていました。

今思えば、なんて楽だったのでしょう。

なぜ二度手間の仕組みに変わったのか

ところが今は、

  • 病院で診察
  • 処方箋をもらう
  • 外に出る
  • 薬局へ行く
  • もう一度待つ
  • もう一度会計

二度手間どころか、軽い散歩付き

しかも、病院のすぐ隣に薬局があって、

「あれ?これ実質、同じじゃない?」

と思うこともあります。

中には、「この薬局、もしかして先生のご家族の経営?」

と勘ぐりたくなる配置もある。

正直、ちょっとした“闇”を感じなくもありません(笑)

医薬分業とは何か

では、なぜこんな仕組みになったのか。

これは一言で言うと、

「薬を出す人」と「診断する人」を分けるためです。

昔は、医師が診断して、そのまま薬も出していました。

つまり、薬を出せば出すほど収入になる構造だったのです。

そうなると、

  • 必要以上に薬が増える
  • 強い薬が出やすくなる
  • 重複も起きる

という問題が出てきます。

そこで登場したのが医薬分業です。

過剰投薬を防ぐための仕組み

  • 医師 → 診断と処方箋
  • 薬剤師 → 薬のチェックと説明

この分業によって、飲み合わせチェックや過剰投薬の防止ができるようになりました。

つまり、手間は増えたが、安全性は上がったというわけです。

利便性より安全性が優先された医療の進化

  • 病院 → 薬局へ移動
  • 待ち時間が2回
  • 二度手間感が満載です

とにかく面倒

しかし、重要な事は

安全性 > 手間

特に高齢社会では

  • 複数の病院に通う
  • 薬がどんどん増える

ので、薬剤師のチェックが重要になる

という理屈です。

マイナ保険証があるのにお薬手帳が必要な理由

マイナ保険証でできることとできないこと

なぜマイナ保険証があるのに、お薬手帳が必要?

薬局に行くと、必ず聞かれます。

「お薬手帳はお持ちですか?」

いやいや、ちょっと待ってください。

こっちは日本政府の決めた最新のマイナンバーカードを持ってきています。

病歴も、薬の履歴も、全部データで見られるんじゃなかったの?

なんで今更シールをペタペタ貼ったお薬手帳が必要なの?

そう思うわけです。

マイナンバーカードとお薬手帳の両方必要?

ところが現実は、そう単純ではありません。

マイナンバーカードで見られるのは、

あくまで“医療機関が記録したデータ”です。

医療データはまだ完全にはつながっていない

つまり、

  • 処方薬はある程度見える
  • でも完全ではない(タイムラグあり)
  • 対応していない医療機関もある

さらに重要なのは、市販薬やサプリは入っていないということです。

市販薬やサプリはなぜ記録されないのか

ここで、ふと思います。

「でも、お薬手帳にも市販薬やサプリって書いてないよね?」

はい、その通りです。

これ、制度の問題ではなく、“運用の問題”です

本来のお薬手帳は、自分が飲んでいるものを全部書くものなんです。

処方薬だけではありません。

  • 市販の風邪薬
  • サプリメント
  • 健康食品

全部含めて記録するのが本来の姿。

お薬手帳の本来の役割と現実のギャップ

しかし現実は、誰も書いていない(笑) と思います。

  • 面倒
  • 習慣がない
  • 薬局もそこまで聞かない

結果として、中途半端な記録になっている

実はどちらも不完全だった

マイナ保険証とお薬手帳の関係は、面白い構図になります。

正確だが範囲が狭いマイナデータ

マイナ保険証→ 正確だけど範囲が限定

不完全だが自由に書けるお薬手帳

お薬手帳 → 不完全だけど自由に書ける

本当に大切なのは「自分で管理すること」

つまり、どっちも単体では不完全。

結論はこれです。

最後に頼れるのは「自分の記憶」

いや、もっと正確に言うと、

自分で記録することです。

今日の通院で分かった医療の現実

デジタルとアナログが共存する現場

今日の体験を一言でまとめると、制度は進化しているが、現場は過渡期です。

  • マイナンバーカード → ちゃんと使える
  • 医療データ → かなり連携されている
  • でも完全ではない
  • お薬手帳 → まだ現役

そして、最後は人間のアナログ力に頼る。

制度は進化しているが過渡期にある

なんだか、最新のITシステムと、昭和のノート文化が同じ現場で共存しているような感覚です。

まとめ

医療は進化しているが万能ではない

今回の通院で感じたこと、

  • 医療は確実に進化している
  • でも一気には変わらない
  • 便利さと安全性のバランスを取っている

そして何より、

制度は完璧ではない

自分の体は自分で守るという意識

だからこそ、自分の体は自分で守る意識が必要なのだと思います。

ちなみに次回ドラッグストアで足が攣った時に貼るシップや、疲れ目の目薬。

それくらいはちゃんと記録してみようかと思っています。

…… いや、たぶん書かない気もしますが(笑)

― 年金生活者の白日夢 ―

※本記事は筆者自身の投資経験に基づいて書いております。
投資には価格変動リスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
また、保険料は居住地・収入・家族構成によって異なります。実際の金額については、お住まいの区市町村窓口または年金事務所にてご確認ください。
本記事は、投資助言や、特定の保険制度への加入を推奨するものではありません。
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