年金生活での投資と資産の取り崩しや年金、健康保険に関すること。
すべて実体験のお話です。

老後資産は減らしていい(続編)

― 美田も三代も“残してはいけない”ワケ

以前書いた「老後資産は減らしていい」という記事。
ありがたいことに、思った以上に読んでいただきました。

どうやらこのテーマ、
みんな薄々思っているけど、口に出していいのか分からない。
そんな“本音ゾーン”に触れているようです。

ということで、今回はその続編です。


昔の人、言い方キツすぎ問題

「子孫に美田を残さず」
「商いは三代で潰れる」
「富貴三代」

……昔の人、なかなかパンチ効いてます。

優しく言えばいいのに、
全部まとめると結局こうです。

残しても、だいたいロクなことにならんぞ」

ありがたい教えなのか、ただの警告なのか、
ちょっと判断に困るレベルです。


そもそも我が家、残す相手がいない

とはいえ、我が家の場合。

冷静に考えると——

「残す子孫がいない」

ここ大事なポイントです。

億万長者なら、亡くなった瞬間に
「実は遠い親戚でして…」という人が急に増える可能性もありますが、

ありがたいことに(?)
その心配もゼロ。

むしろ静かすぎて、誰にも気づかれないレベルの平穏さです。


年金がなかった世界線を想像してみる

退職して1年半。

最近ふと考えるんです。

「もし年金制度がなかったら?」

いや、これはもう結論出ています。

「とっくにフェードアウト済み」

どこかで静かに消えて、今ごろお墓の中で反省会しているはずです。

そう思うと、年金、偉大すぎる。

文句も言いたくなるけど、受給されるよういなると、正直「ありがたい」が先に来る。

このバランス、難しいですね。


私のスタート地点はマイナスでした

ちなみに私、結婚当時は、財産ゼロ

と言いたいところですが、正確には違います。

若いうちの借金は財産だ。というノリで言うなら、

借金という名の“マイナス資産”持ち。

スタート地点からして、すでに坂の下でした。


昭和の働き方、今なら即アウト

当時の働き方も、今の基準で見るとかなり強烈です。

  • 営業で残業代? なにそれ
  • 週休2日? 都市伝説かな
  • 土曜出勤はデフォルト、場合によっては日曜も出勤
  • 平日は定時+残業最低3時間

まとめると、月平均250時間労働(標準装備)

今ならニュース見出し確定です。

でも当時はというと、「ブラック」じゃなくて「普通」

色で言うなら、 “それが標準カラー”

いやはや、時代って怖いです。


家計が回ったのは、完全に妻のおかげ

そんな生活でも、少しずつ貯蓄できたのは——

100%、妻の功績です。

私はというと、稼ぐ係(ただし管理能力ゼロ)

財布に穴どころか、底が抜けているタイプ

よくこれで家が回っていたなと、今でも本気で思います。


ここで原点に戻る

さて、話を戻します。

「子孫に美田を残さず」

いい言葉です。

でも、ここでふと思うんです。

「なんで残さなきゃいけないの?」

これ、全部、自分と妻で作ってきたものです。

時間を使って、体力を削って、
失敗して、立て直して、
ようやく積み上げたものです。

それを最後に、「はいどうぞ」

いやいや、それはちょっと違うでしょう。


もし子どもがいたら、こう言う

仮に子どもがいたとしたら。

私はこう言います。

  • 全部使ってから死ぬからな
  • あとは自分でなんとかしろ
  • そのほうが絶対に人生面白いぞ

少々乱暴ですが、たぶんこれが本音です。

親類縁者には、さらにシンプルに。

「あんたらには、無いよ」

これで話は終わりです。


最後に残るのは、結局これだけ

そして、自分の最期について。

棺桶に入るのは、自分の体ひとつ。

どうせ全部焼かれるのですから、
豪華な花も立派な装飾も不要。

できれば静かに、目立たずに送ってもらえればそれで十分です。

ただ一つだけ、願いがあるとすれば、妻と同じ場所に入りたい。

それだけですね。

妻がどう思っているか分かりませんが......


結論:昔の人、やっぱり正しい

美田も三代も、富貴もなんとかも。

結局のところ、人間、最後は身ひとつ

昔の言葉って、
ちょっと冷たくて、少し乱暴で、
でも妙に核心を突いている。

だから今でも残っているんでしょうね。


老後資産は減らしていい(続編)

さて。

今日もコーヒーでも飲みながら、
ゆっくり資産を減らしていくとしますか。

それが、今の私の“正しい生き方”です。

― 年金生活者の白日夢 ―

※本記事は筆者自身の投資経験に基づいて書いております。
投資には価格変動リスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
また、保険料は居住地・収入・家族構成によって異なります。実際の金額については、お住まいの区市町村窓口または年金事務所にてご確認ください。
本記事は、投資助言や、特定の保険制度への加入を推奨するものではありません。
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