ちょっと焦りました
ちょっと焦っています。
いや、「ちょっと」ではなく、画面を見るたびに心拍数が1%ずつ上がっている気がします。
どうやらアメリカ株が、またしても大きく揺れているようです。
原因の一つとして語られているのが、アメリカ大統領トランプ氏の言動です。
今度は矛先をヨーロッパに向けたのではないか、などと報じられています。
以前から彼は、
「カナダはアメリカの51番目の州になればいい」とか、
「グリーンランドを買いたい」とか、
聞いている方がコーヒーを吹きそうになる発言を繰り返してきました。
それが、今回はヨーロッパ諸国の神経を逆なでした形になっているように思えます。
ビジネスマンとしての彼は、やり方に賛否はあったものの、結果を出してきた人物なのでしょう。
一流のビジネスマンだった、という評価も間違いではないと思います。
ただ、政治の世界では「相手もメンツで生きている」という前提があり、ビジネスライクに割り切りすぎると、どうしても総スカンを食らってしまうのかもしれません。
その結果として、ドルは売られ、アメリカ株は売られ、そして私のなけなしのS&P500も、寝ている間に約10万円ほど目減りしていました。

朝起きて評価額を見た瞬間、「夢であってほしい」と思いましたが、残念ながら夢ではありませんでした。

昨年4月の、いわゆるトランプ関税で相場が荒れたときのことを思い出します。
あのときも、世界が終わるような雰囲気でしたが、今振り返れば、いずれ相場は戻ってきました。
今回も同じように、時間が解決する可能性は高いのではないかと思います。
短期の値動きで一喜一憂しても仕方がない、と頭では分かっています。
分かってはいるのですが、心の中ではつい「どないしてくれんねん!」と関西弁で叫びたくなるのも事実です。
年初一括投資の方は
さて、こんな局面でよく話題になるのが「年初一括投資はどうなのか」という話です。
NISAを利用している方の中には、成長投資枠240万円を1月に一気に投じる、
いわゆる年初一括派の方も多いと思います。
仮に、毎月1%ずつ上昇し、年間で約12%のリターンが得られると仮定する。
そうすると、1月に240万円を投資した場合、年末には約268.8万円になり、約28.8万円の増加になります。
一方で、給与から毎月20万円ずつ投資していくと、複利効果は効くものの、1年後の評価額は約253.6万円程度。
増加分は約13.6万円です。

数字だけを見ると、年初一括は確かに魅力的です。
「最初からお金がある人は有利だなあ」と思わずにはいられません。
もっとも、それは「確実に右肩上がりなら」という、非常に重要な但し書き付きの話ですが。
今回のように、年初からいきなり下落し、世界情勢も不透明で、どこまで下がるのか分からない状況になると、年初一括で入れた方ほど精神的ダメージは大きいと思います。
怖くなって損切りしてしまう人が出るのも、無理はないでしょう。
結果的に、高値で買って安値で売る、という一番つらい展開になってしまう可能性もあります。
とはいえ、どんなに世界が不安定になっても、長い目で見れば、バブル崩壊以降の日本を除いて、多くの国は経済成長を続けてきました。
(戦争の真っただ中にある国や、経済活動が制限される独裁国家を除けば。)
特にアメリカは回復の早い国だと思います。
リーマンショックのときも、ITバブル崩壊のときも、日本が「まだ痛い、まだ痛い」と言っている間に、アメリカはさっさと立ち直っていました。
同盟国とはいえ、回復力にはかなり差があるように感じます。
ここは落ち着いて
私はというと、増資の予定はなく、2か月に1回、必要な分だけ解約しながら、最終的には資産ゼロを目指すスタイルです。
今日明日の生活費が必要なら、損切りもやむを得ない判断だと思います。
しかし、今のところはそこまで切羽詰まっていません。
ですので、今回も慌てず、コーヒーでも飲みながら、相場が落ち着くのをのんびり待とうと思います。
画面を見る回数を減らすのが、今のところ一番のリスク管理かもしれません。



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