年金生活での投資と資産の取り崩しや年金、健康保険に関すること。
すべて実体験のお話です。

保険切り替えの落とし穴

- マイナ保険証でも間に合わない現実

年を取ってくると、望んでいなくても病院に行く機会が増えてきます。

歯が抜けた。
腰が痛い。
目がかすむ。

気がつけば、病院は「一番よく会う場所」になっていました。
下手をすると、友人よりも顔を合わせているかもしれません。

私自身も、

  • 循環器内科では高脂血症
  • 眼科では老人性黄斑変性症

で、それぞれ2~3ヶ月に一度、通院しています。

保険切り替えのスケジュール

そんな中、今回ひとつのイベントがありました。

3月末で、これまで加入していた協会けんぽの任意継続を終了し、
4月から国民健康保険へ切り替える予定です。

この事については、以前

国民健康保険と任意継続をしっかり比較しよう

退職後の健康保険で毎月2万円の差
定年後の健康保険で任意継続と国民健康保険の保険料差に驚く年金生活の男性
退職2年目の健康保険見直しで7万円の差?
任意継続資格喪失申請の電子申請に混乱する
任意継続をやめて国民健康保険

で、書かせていただきました。

手続き自体は、すでにネットで済ませています。
資格喪失申出書も受理されている事もネットで確

認できました。

あとは、

  1. 資格喪失通知書が郵送で届く
  2. それを持って区役所へ
  3. 国民健康保険に加入

という流れになります。


ここまでは、よくある話です。

問題はここからでした。

スケジュールを確認して気づいた違和感

スケジュールとしては、以下のようになります。

保険切り替えスケジュール
保険切り替えスケジュール

資格喪失通知書がいつ届くのか調べてみると、こんな記載がありました。

協会けんぽの資格喪失通知書発送日
協会けんぽの資格喪失通知書発送日 より
  • 申出による資格喪失
    資格喪失日の属する月の第2~第3営業日

つまり今回の場合、

4月1日が資格喪失日

  • 通知書は4月2日〜3日頃発送ですが、土日が終わって週明けの6日になる可能性が高い
  • 手元に届くのは4月3日〜7日頃

そして私は、 4月7日 午前10時に循環器内科の予約済み

……あれ?

間に合わない可能性が高い。

マイナ保険証とは何だったのか

ここで、どうしても思ってしまうのです。

なぜ、保険証がマイナンバーカード(=マイナ保険証)になったのに、書類は郵送なんだ?

病院ではマイナンバーカードを出しているのに、あれは何を確認しているんだ?


さらに思います。

ネットで任意継続の資格喪失を申請するときに、

「次は国民健康保険に加入します」というチェック欄があって、

それを選択すれば、

  1. 自動的にデータ連携されて
  2. 市民はそのまま何もしない
  3. 次の病院からマイナ保険証で国保で受診できる

これが、本来の行政サービスではないのかと。

しかし現実は、

  1. ネットで資格喪失申請
  2. 協会けんぽから資格喪失通知書が郵送されてくる
  3. 役所に行く
  4. 窓口で手動の手続き
  5. マイナ保険証のデータ反映待ち(当日か翌日か、誰も分からない)
ネットで健康保険申請で困った

どうにも、「デジタル化されたようでされていない」
そんな印象を受けます。

もし間に合わなかったらどうなるのか

では、実際に切り替えが間に合わなかった場合どうなるのか。

ケース①:役所手続きが間に合った場合

これは理想です。

  • 国保の資格は4月1日にさかのぼって有効
  • 手続き後、番号が発行
  • 病院で3割負担

問題なしです。

ケース②:手続きが間に合わない場合

パターンA:病院が柔軟対応

病院の受付で事情を説明すると、

「後日、保険証を持ってきてください」

と言われることがあります。

この場合、

とりあえず3割負担で受診可能ですが、当月中に受診もないのに病院に行く必要があります。

私はバスで通院していますが、値上がりしたばかりの往復440円のバス代は自腹になりそうです。

パターンB:きっちり運用の病院

この場合は、保険証なし扱いになります。

つまり、

10割(全額)負担

例えば診察+薬で1万円なら、その場で1万円支払いになります。

その後、

  1. 診療を受けて1万円払う
  2. 国保加入
  3. 後に申請
  4. 約7割(7000円)が返金される

つまり、一時的にキャッシュアウトが発生することになります。

さらに気になる現実問題

ここで、細かい性格の私の頭の中でさらに疑問が湧いてきました。

私は普段、この病院で医療費をPayPayで支払っています。

もし10割負担して、あとで返金された場合、

PayPayのポイントはどうなるのか?

スクラッチで全額無料になったらどうなるのか?
(今まで当たったことは無いですが)

これは結論から言うと、ポイントはそのまま残るケースが多いようです。

ただし、

還付は現金ベースで銀行振込となります。

つまり、「ポイントだけ得をする」ような状態になる可能性もあります。

(ここは制度的に少し曖昧な部分です)

結局、何が問題なのか

今回の一連の流れを振り返ってみると、制度がつながっていない事が問題です。

マイナンバーという「共通ID」があるのに、

  • 保険
  • 行政
  • 医療機関

それぞれが別々に動いている。

その結果、

  • デジタルなのに紙が必要
  • 申請しているのに反映されるまでに時間がかかる
  • 情報があるのに確認できない

つまり、

「便利になるはずだった部分」が 一番ストレスになる。

まとめ

今回の経験から感じたことは、マイナンバーは便利になった「部分」もありますが、
全体としては、まだまだ中途半端な仕組み。という事です。

そして何より、「全部つながっている」と思って使うと危ない。

実際は、旧態依然の紙・郵送・窓口のままです。

その上に部分的にデジタル処理が乗っているだけ。

だからこそ、スケジュール確認は必須で、早めの手続きが重要です。

そして最後に一言。

「マイナンバーで全部解決」そう思っていた自分に一番驚いています。

結局、私は3割負担で終わったのか、一時10割負担になったのか。
どうなったかは、改めて報告させていただきます。

― 年金生活者の白日夢 ―

※本記事は筆者自身の投資経験に基づいて書いております。
投資には価格変動リスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
また、保険料は居住地・収入・家族構成によって異なります。実際の金額については、お住まいの区市町村窓口または年金事務所にてご確認ください。
本記事は、投資助言や、特定の保険制度への加入を推奨するものではありません。
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