身の回りの平和
先週は、診断結果を聞きに眼科と循環器内科へ行ってきました。
結果はどちらも「現状維持」。
医師からも「まあ、年相応ですね」という、褒めているのか諦めているのか分からないコメントを頂き、ひとまず安心です。
眼科は月に一度の定期点検、大腸は年に一度の恒例行事。
カレンダーにきちんと予定が書き込めるという意味では、体調管理もすっかりルーティン化し、身の回りは至って平和です。
投資信託の運用状況も、概ね平穏です。

一昨日は米国株式市場の調整を受けて基準価額が下落し、評価損益は一時的に目減りしましたが、昨日は市場がやや落ち着きを取り戻し、その下落分の半分ほど、約2万円が回復しました。
長期分散投資を前提とする投資信託では、日々の値動きに一喜一憂するものではありません。
とはいえ、評価額が戻ると、つい「まあまあ平和だな」と思ってしまうのも、個人投資家の正直なところです。
そして、週に二日の出勤日。
現役時代は法人相手の営業職でしたが、定年退職後の今も、その延長線上のような仕事をしています。
そのため都心部をあちらこちらと移動することが多く、昨日はその中でも最も長距離移動の日でした。
移動先までは約一時間。
しかも自宅とは真反対の方向です。
東京都を挟んで両端の県を往復し、帰りは家に直帰。

夕方からは電車に二時間乗りっぱなしという行程でしたが、座席に座れたおかげでぐっすり眠り、慢性的な睡眠不足も解消されました。
通勤電車で健康管理ができる国、それもまた平和の一形態かもしれません。
世界は平和ではありません
しかし、世界に目を向けると、とても「平和」とは言えない状況が続いています。
ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルとガザの衝突、北朝鮮のミサイル実験、アメリカによる強硬な外交姿勢、さらにはグリーンランド買収発言まで。
ここに書ききれないほどの争いと火種が溢れています。
日本はどうでしょう
日本人は、何事にも無関心で、政治にも距離を置き、能面のような表情で日常を過ごしている――
そんなふうに言われがちです。
ところが、今回の衆議院解散と選挙の話題は、珍しく盛り上がっています。
「自民党が過半数を取ったら、国民の意見を二分する法案を提出する。その内容は今は言えない」
そんなとんでもない発言をして衆議院を解散させた総理大臣。
中身を明かさないまま選挙に突入するとは、よほど自信があるのか、よほど疚しい(やましい)のか。
何が出てくるのでしょうか。
徴兵制? 超タカ派ならあり得なくもない。
旧統一教会の解散命令撤回? 関係が深ければあり得るかもしれない。
「3,000円のお米券を5,000円にします法案」? 人気取りに全振りなら、これもあり得そうです。
種明かしをしないまま投票させるというのは、どう考えてもフェアとは言えません。
では野党はどうかと言えば、代表格の中道勢力も、政権担当能力という点では不安が残ります。
日本は長く平和で、切羽詰まった状況がなかった。
その結果、政治家が鍛えられなかったのか。
それとも、民間では通用しない「ボンクラ二世、ボンクラ三世」でも成り立つ仕事になってしまったのか。
身の回りは平和、投資も平和、通勤電車では熟睡。
それでも国の行く末を考えると、決して安心しきってはいられません。
出でよ、政治の達人。
できれば、投資信託と同じく「長期・安定・信頼重視」で国を運営できる人物を。



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