中国の友人たち
現在の日中問題についての考えを描く前に、私個人を取り巻く環境のお話です。
私は、50代前半から65歳で定年を迎えるまで、中国系外資の会社で働いていました。
社内では日本語を使うルールだったので、今も中国語は麻雀用語くらいしか分かりません。
しかし、来日している多くの中国人と知り合いになれましたし、酒も酌み交わしました。
国民性の違いから、「なぜ、そのような言動をとるのか」「このような常識が分からないのか」と思うことが何度も有りました。
しかし、それは、私が一方的な日本側の目で見た矮小な判断基準で考えているだけなのです。
ただ、彼らは、日本人の国民性に触れる機会が少なかっただけで、
私など足元に及ばないほど非常に頭脳明晰で、努力家で、合理的なのです。
現在の日中問題についての考え
今回の日中関係の悪化の発端は、比較的単純なものだったと考えています。
日本の総理大臣が、公の場において、事前に用意された官僚作成の原稿を離れ、自身の思想や見解を述べたことがきっかけでした。
しかも、その発言について明確な訂正や撤回が行われなかったことが、事態をさらに複雑にしました。
この言動に対し、日本国内では、中国に対して以前から優越的な意識を持ちつつ、近年の中国の存在感の高まりを快く思っていない層から、一定の支持や声援が送られたように見受けられます。
しかし、経済的に強く結びついている両国の企業関係者や実務レベルのビジネスマンにとっては、極めて迷惑な話と言わざるを得ません。
そもそも日中国交正常化は、「台湾は中国の一部である」という立場を日本が理解・尊重することを前提に進められてきました。
その長年積み重ねてきた外交上の合意と努力。
それが総理の一言によって揺らいでしまったことは残念です。
現在、アメリカは必ずしも日本の立場を全面的に支持しているとは言えません。
ヨーロッパ諸国や韓国も、中国との経済関係を重視し、関係強化を進めています。
その中で、日本と中国の関係だけがぎくしゃくしている状況は、日本経済にとって決して好ましいものではありません。
日本経済への影響
その前に、昨日の私の投資の状況です。

NISA口座の運用結果は、評価額500万円に対して前日比+28,892円でした。

こうした中、昨日、中国による対日レアアース輸出規制が発表されました。
2022年頃には、半導体不足によって世界的な供給網が混乱しました。
自動車産業をはじめとする多くの工場で生産停止が相次ぎ、物価上昇の一因となりました。
今回の中国の措置は、その「第一段階」としてレアアースが対象となったと見ることもできます。
より厳しい経済的圧力が段階的に強化される可能性も否定できません。
中国は、日本に対して供給網や市場規模といった点で、相対的に多くの交渉カードを持っています。
トランプ関税問題においても、日本が巨額の投資を約束しました。
しかし、一方で、中国は安易に譲歩しませんでした。
日本国内では、つい先日まで「中国からパンダが来なくなる」といった話題が大きく取り上げられていました。
今後はそれどころでは済まされない現実的な問題に直面する可能性があります。
物資の供給制約。
それに伴う急激なインフレ
これらが強まるのではないかという懸念を、私は強く感じています。



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