今の年金は1980年の初任給と同じ?数字で見る年金生活

-1980年の給料と比べると見えてくること

1980年の初任給と今の年金を比べてみた

年金だけで生活できるのか。

正直に言います。

私はそれをゆっくり考える余裕はありません。

なぜなら、もう年金生活が始まっているからです。
考えている暇があったら、生活するしかありません。

しかし、若い人にはまだ時間があります。
未来を考えて、準備する時間があります。

ただし、残念なお知らせもあります。

その時間は、1日1日確実に減っていきます。

だからこそ、少しだけ前向きに考えてみてください。

テレビでよく見る「年金の日」のニュース

偶数月の15日

夕方のニュースを見ていると、よくこんな映像が流れます。

スーパーの精肉コーナーの前で、お年寄りがこう言います。

「今日は年金の日だから、少し贅沢してお肉を買いました」

そして続けて

「でも物価が高くて大変ですねえ」

というコメント。

それを見ながら、私は心の中でこう思います。

声を大にして言いたい。

「もちろん生きています。」
「ちゃんと年金で生活しています。」

テレビではどうしても
「年金=苦しい」
という話ばかりになります。

しかし現実はもう少し普通です。

贅沢はできませんが、
普通に生活は続いていきます。

1980年の初任給と今の年金

ここで少し面白い比較をしてみます。

ちょうど私が社会に出た頃、1980年頃の初任給です。

項目金額
1980年 高卒初任給約11万7千円
1980年 大卒初任給約13万5千円
現在の厚生年金平均約14万5千円
現在の国民年金のみ約5万6千円

この表を見ると、あることに気付きます。

今の平均年金は、1980年の大卒初任給とほぼ同じ。

そう考えると、少しだけイメージが湧きませんか。

年金だけで生活できるのか1980年代初任給VS現在の年金

40年以上前、若者が社会に出て最初にもらった給料。

それとほぼ同じ金額で、今の年金生活が始まるわけです。

ただし、違う点もあります

もちろん、当時と今では違うことも多いです。

例えば

消費税
・社会保険料
・物価

1980年には消費税はありませんでした。

今は10%。

これだけでも、なかなかの違いです。

さらに社会保険料も上がっています。

つまり

数字は似ていても、生活の体感は違う。

これが現実です。

給料・年金と物価

では、1980年と現在を
給料・年金・物価で簡単に比べてみます。

数字を並べてみると、意外なことに気付きます。

ラーメン・コーヒー・映画チケット・ガソリン・牛丼の1980年と現在の価格比較
ラーメン・コーヒー・映画チケット・ガソリン・牛丼の1980年と現在の価格比較

現在の平均的な厚生年金は、1980年の大卒初任給とほぼ同じ金額です。

一方で、ラーメンやコーヒーなどの物価はおおむね 2倍前後になっています。

つまり

収入はそれほど変わらないのに、
生活コストは確実に上がっている

というのが、今の年金生活の現実なのかもしれません。

それでも人生は続く

では、年金生活は絶望なのか。

そんなことはありません。

実際に年金生活をしてみると、
意外とわかることがあります。

それは

人間の生活は、意外と縮小できる

ということです。

若い頃のような

・見栄
・無駄遣い
・勢いの消費

こういうものが減ります。

そして気付くのです。

「案外、これでも暮らせるな」と。

若い人に伝えたいこと

若い人に一つだけ言えることがあります。

年金を心配するよりも

少しだけ準備しておくこと

です。

投資でも
貯金でも
副業でも

ほんの少しでもいい。

20年、30年たつと
それが大きな差になります。

そして最後に

年金で生活できるのか。

結論はシンプルです。

生きています。

贅沢ではありません。

しかし、ちゃんと生活しています。

だから若い人も、
あまり怖がりすぎなくても大丈夫です。

ただし一つだけ。

準備をする時間は
1日1日、確実に減っていきます。

それだけは、どうか忘れないでください。

関連記事

年金支給日のテレビニュースの定番
偶数月15日の小さな贅沢と、奇数月の静かな作戦
年金生活の男性が晩酌をしながら社会保険のありがたさを実感しているイメージ
年金は無駄だと思っていた私へ
ねんきん定期便を見る50代の私
ねんきん定期便を初めて見た日

コメント

タイトルとURLをコピーしました