― 年金生活者の2025年運用結果を振り返ります
下落と回復を経験して実感した、長期投資の本当の強さ
12月31日、大晦日です。
一年の終わりは、資産運用の結果を冷静に振り返る絶好の機会でもあります。
2025年は、世界経済にとって決して平穏な一年ではありませんでした。
政策動向や金融市場の不透明感により、株式市場は大きく変動しました。
私が保有しているS&P500連動の投資信託も、その影響を受けました。

一時は約90万円の評価額減少、それでも資産は回復
2025年の前半、特に2月から6月にかけて、S&P500は調整局面に入りました。
その結果、私の投資信託の評価額は、
約480万円 → 約390万円
まで減少しました。
約90万円の下落です。
評価額が大きく減少すると、不安を感じるのは自然なことです。
しかし、S&P500はその後回復しました。
市場の調整は永続的なものではなく、多くの場合、一時的なものです。
年間40万円を取り崩しても、資産は増加した現実
2025年は、生活費として約40万円を取り崩しました。
通常、取り崩しを行えば資産は減少します。
しかし、2025年は運用益がそれを上回りました。
結果として、
評価額は前年より約30万円増加し、
年末時点で約510万円となりました。
これは、取り崩しを行いながらも資産が増加したことを意味します。

年間トータルリターンは14.84% ― 長期投資として十分な結果
2025年の年間トータルリターンは、
14.84%
となりました。
S&P500の長期平均リターンは約7〜10%とされています。
それと比較すると、2025年は非常に良好な運用成績だったと言えます。
もちろん、このような高いリターンが毎年続くわけではありません。
しかし、長期的に見れば、S&P500は安定した成長を続けてきました。
S&P500投資を3年半継続して得られた結果
私がS&P500投資を始めてから、約3年半が経過しました。
定年退職後、毎月10万円ずつ積立投資を行いました。
その結果、
現在の含み益は約250万円
となっています。

特別な売買を行ったわけではありません。
市場のタイミングを予測したわけでもありません。
ただ、継続して投資を続けただけです。
これが長期投資の力です。
2026年からは資産取り崩しフェーズへ移行
2026年からは、新たな追加投資は行いません。
今後は、奇数月ごとに10万円ずつ取り崩す予定です。
年間では、約60万円の取り崩しになります。
この取り崩し戦略により、
資産を生活資金として活用していきます。
S&P500取り崩し戦略の現実的な見通し
仮に、今後のS&P500の平均リターンが年間10%程度で推移した場合、
資産は80歳頃まで大きく減少することなく維持できる見込みです。
さらに、運用成績が良好であれば、
資産の寿命はさらに延びる可能性があります。
もちろん、市場は常に変動します。
しかし、分散された長期投資は、老後資産運用の有効な手段の一つです。
円安はS&P500投資家にとって有利に働く場合がある
現在は円安傾向が続いています。
S&P500はドル建て資産であるため、
円安になると円換算の資産価値は増加します。
これは、日本の投資家にとって有利に働く要因の一つです。
為替は予測できませんが、
海外資産を保有することで、通貨リスクを分散できます。
長期投資で最も重要なのは「継続」
2025年は、市場の下落と回復の両方を経験した一年でした。
その中で改めて実感したのは、
長期投資では継続が最も重要
ということです。
短期的な下落に振り回されず、投資を継続することで、
資産は成長する可能性があります。
老後資産運用の本当の目的は「生活の安心」
私は決して大きな資産を持っているわけではありません。
しかし、
老後の生活を支える資産を確保できていることは、
大きな安心につながっています。
投資の目的は、資産を増やすことだけではありません。
生活の安定を支えることです。
2025年は、S&P500長期投資の価値を改めて実感できた一年となりました。
そして2026年も、資産と生活のバランスを保ちながら、
静かに投資を続けていこうと思います。



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