― 年金だけでは足りない時代に、自分のお金に働いてもらうという選択 ―
私の場合
私はこれまで、NISAを利用して投資信託、特にアメリカの主要企業500社にまとめて投資する「S&P500」を中心に、資産運用を続けてきました。
といっても、億万長者を目指しているわけではありません。
自家用ジェットを買う予定もなければ、南の島で葉巻をくゆらせる予定もありません。
私の現実的な目標は、ただ一つ。
老後、スーパーで値札を見てため息をつかなくて済むこと。
それだけです。
年金は「支給」ではなく「返済」という感覚
私は1959年生まれ、昭和34年製です。
いわば、よく働き、よく税金を納めてきた“高耐久型世代”です。
現在は夫婦合わせて、月に約20万円の年金を受け取っています。
しかし、「受け取っている」という表現には、少し違和感があります。
感覚としては、
「返してもらっている」
若い頃から40年以上払い続けたお金を、ようやく分割で返済してもらっている。
利息は付きません。
元本保証も、実質的にはありません。
物価が上がれば、実質価値は目減りします。
年金はありがたい制度ですが、それだけに頼るのは、少し心許ないのも事実です。
世界は成長し、日本は停滞した30年
私が若い頃、日本は世界第2位の経済大国でした。
1ドルは90円台。
海外旅行に行けば、日本人は裕福な国民として扱われました。
しかし現在は、1ドル150円〜160円の時代。
かつてGDP世界2位だった日本はアメリカに引き離され、中国に抜かれ、
2024年にはドイツ、昨年はインドにも抜かれたようです。
一人あたりGDPは世界38位。
「先進国」という肩書きも、だいぶ年季が入ってきました。
銀座の寿司を「安い」と言う外国人観光客を、日本人が羨ましそうに見る光景が日常になりました。
これは単なる為替の問題ではありません。
アメリカ企業は、この30年で大きく成長しました。
Apple、Microsoft、Amazon、Google。
これらの企業は世界経済の中心となり、株価も長期的に上昇を続けてきました。
一方で、日本は長い停滞期を経験しました。
この差は、そのまま資産の差として現れています。
なぜ私はS&P500に投資しているのか
S&P500とは、アメリカの代表的な500社にまとめて投資できる指数です。
個別株と違い、
・一社の倒産リスクを避けられる
・アメリカ経済全体の成長に投資できる
・長期的に安定した成長が期待できる
という特徴があります。
実際、S&P500は過去数十年にわたり、長期的には上昇を続けてきました。
もちろん短期的には下落もあります。
実際、直近では私の評価損益も一時的に▲42,481円となりました。
しかし、これは投資では日常的な変動です。
長期投資の本質は、短期の上下ではなく、経済の成長に参加することです。
投資を始めるために最も重要なこと
投資を始めるために必要なものは、特別な知識でも、大きな資金でもありません。
最初に必要なのは、たった一つ。
証券口座です。
証券口座がなければ、
・投資信託も
・株式も
・NISAも
何も始まりません。
これは、銀行口座がなければ給料を受け取れないのと同じです。
多くの人が「もっと早く始めればよかった」と思っている現実
ある調査では、60代以上で資産運用をしてこなかった人は約50%。
そのうち6割以上が「もっと早く始めればよかった」と感じているそうです。
後悔先に立たず、という言葉は、だいたい事実を言っています。
これは非常に重要な事実です。
投資は、始めるのが早いほど有利です。
なぜなら、時間が複利の効果を生むからです。
私自身の経験:特別なことは何もしていません
私は専門家ではありません。
証券会社の人間でもありません。
ただ、
・証券口座を開き
・NISAを利用し
・S&P500に投資し
・長期で保有している
それだけです。
特別な才能は必要ありません。
必要なのは、最初の一歩だけです。
事実として私は3年余りで投資資産を倍にしました。
一攫千金ではありません。
淡々と、感情を挟まず、積み立てただけです。
そして80歳くらいになったら、その資産を使い切る予定です。
残すより、使う。
最後に残るのは、通帳の残高ではなく、思い出で十分です。
証券口座は老後資産形成の「入口」
物価は上がり、年金は心許ない。
「足りない」と実感してから動くのは、だいたい遅い。
老後の不安は、考えても減りません。
しかし、行動することで減らすことはできます。
証券口座の開設は、資産運用の第一歩です。

口座を開設した瞬間から、
・投資という選択肢
・資産を増やす可能性
・経済の成長に参加する機会
が手に入ります。
未来は保証されていません。
しかし、何もしなければ、未来は変わりません。
証券口座は未来の自分への準備
年金だけに頼る時代は終わりつつあります。
これからの時代は、
自分の資産を、自分で守り、育てる時代
です。
証券口座の開設は、その第一歩です。
難しいことは、後から考えれば十分です。
まずは入口に立つこと。
それだけで、未来の選択肢は確実に増えます。
そして今日も私は、コーヒーを飲みながらS&P500のチャートを眺めています。
相場は上がり、下がります。
しかし、証券口座を開いたあの日から、
私は「ただの観客」ではなく、
経済の参加者になりました。
それだけでも、大きな違いだと思っています。




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