【後編】ガソリン価格がジェットコースターになる理由

ガソリン価格が急落したのに、なぜかスッキリしない

186円に高騰していたのに、補助金で159円にガソリン価格が急落です。

普通なら、

「やった!安くなった!」

と喜ぶところです。

でも実際はどうでしょう。

「昨日入れた俺は何だったんだ…」

「なんか騙された気がする」

この“モヤモヤ感”、かなりの人が感じているはずです。

実はこれ、気のせいではありません。

補助金=お金をもらっている、ではない

まず、多くの人が勘違いしていることがあります。

「補助金で安くなっている=自分が得している」

これ、半分正解で半分違います

実際はこうなっている

ガソリン補助金は、 なたに直接配られているわけではありません

お金の流れはこうです。

  • 政府(税金)
     ↓
  • 石油元売り会社
     ↓
  • ガソリンスタンド
     ↓
  • あなた

つまり、

あなたは“安くなった商品”を買っているだけです。

「割引された」と考えると分かりやすい

スーパーでこんな光景を想像してください。

おにぎり200円。

そこに店員さんが来て、「今日は50円引きです」

150円になる。

あなたはこう思います。

「ラッキー!」

でも実はその裏で、 誰かが50円払っている.

これがガソリンの補助金です。

ここで一つ問題がある

割引の正体は税金

普通の割引と違うのは、その50円は“税金”だということ

つまり、

自分もどこかで払っている可能性がある

しかも税金はしっかり取られている

ここがさらにややこしいところです。

ガソリンには、

  • 揮発油税、地方揮発油税
  • 石油石炭税
  • 消費税

といった多くの種類の税金がかかっています。

そして、補助金があってもこれらはそのまま、の金額です。

ガソリン価格内訳。価格が安くなるほど税金の割合が高くなる
ガソリン価格内訳 ガソリン価格内訳。価格が安くなるほど税金の割合が高くなる

つまりどういうことか。

税金は普通に払っているのに、その中の税金で補助金が使われ、安くなった気がしているだけなのです。

ここでちょっと冷静に考える

あなたは159円でガソリンを入れました。

でも実際には、国があなたの収めた税金から裏で27円払っている


つまり、本当のガソリン価格は186円のままとも言えます。

じゃあ誰が得しているのか?

しかし、ここで気になるのがこれです。

「結局、誰が得しているの?」

地方の高齢者は助かっている

例えば地方では、

  • 車がないと生活ができない
  • 病院もスーパーも車を使わないと移動できない

そう、ガソリン価格は生活そのもの

こういう人にとって、補助金はかなり助かる。

一方、都会の若者は?

  • 車に乗らない
  • 電車・自転車で移動できる生活

ガソリン価格の影響は小さい。

でも、税金は払っている。

つまりこういう構図

車を使う人 → 得
使わない人 → あまり得しない

しかも、最近は車に興味がない。ましてや、運転免許も取得しない若い人ほど恩恵が少ない。

ここでまたモヤモヤ

それってちょっと不公平じゃない?

そう感じたあなた、正常です。

でも現実はもっとシンプル

これは実は、善悪の問題ではありません。

地方の現実はこうです。

車がないと生活できない

一方、都会では

車がなくても生活できる


つまりこれは、生活スタイルの違いです。

まとめ(ここが一番大事)

今回の話を一言で言うと、ガソリンは安くなったのではなく、“誰かが裏で払ってくれているだけ”

昨日186円で入れたあなた、安心してください。

あなただけではありません(笑)


でも次に同じことが起きたら、

「ああ、これ税金が使われる補助金か」

と思えたら、少しだけモヤモヤは減るかもしれません。

補助金で安くなった看板の価格を見て納得

■ ちょっとだけ前向きな話

今回の仕組みを知ると、世の中の「値段の裏側」が見えてきます

ガソリンだけではありません。

  • 電気代
  • 食料品
  • 税金

“安い”には必ず理由がある。という事です。

関連記事

ガソリンを高い値段で入れた時のくやしさ

ガソリンを高い値段で入れた時のくやしさ
年金生活の男性がガソリン価格の高騰の悪夢を見ている
ガソリン価格の高騰の悪夢
ガソリン価格170円に呆れる
ガソリン価格170円に呆れる

コメント

タイトルとURLをコピーしました