- 妻はプレゼント、私は何もなし
年金受取口座で気づいた小さな違い
年金生活になってから、ふと気づいたことがあります。
それは、「年金の受取口座によって銀行サービスが全然違う」ということです。
現役時代は、正直そんなことは気にもしませんでした。
給与振込の口座は会社指定。
住宅ローンもその銀行。
クレジットカードもそのまま。
つまり、「生活のすべてがその銀行にぶら下がっている」
そんな状態でした。
そして定年後も、特に何も考えずにそのまま同じ銀行で年金を受け取っています。
しかし、最近ふと妻の話を聞いて驚きました。
妻はプレゼント、私は何もなし
妻の年金受取口座はJAバンクです。
するとどうでしょう。
- 年末にカレンダーがもらえる
- 誕生月にちょっとしたプレゼント
- 演歌歌手のコンサート招待
など、なかなか手厚いサービスがあるのです。
「演歌コンサートどうする?」と妻に聞かれたとき、私は少し驚きました。
「銀行ってそんなサービスあるの?」
私はというと、昔の給与振込で使っていたいわゆる都市銀行(メガバンク)。
年金受取もそのままです。
ですが、特に何かもらえるわけでもなく、イベントもなく、お知らせすらありません。
強いて言えば「ATM手数料が少し優遇される」くらいでしょうか。
同じ年金受取口座なのに、この差はなんだろうと感じました。
年金口座は銀行にとって超優良顧客
調べてみると、理由は意外と単純でした。
銀行にとって年金受取口座は非常に価値の高い口座なのです。
なぜなら、
- 毎月必ず入金がある
- 長期間解約されない
- 高齢者は預金残高が多い
という特徴があるからです。
例えば月20万円の年金なら年間240万円の安定入金になります。
これが1万人の銀行なら240億円。
10万人なら2400億円。
銀行にとっては非常に安定した資金源なのです。
そのため、地方銀行やJAなどは年金口座の獲得にかなり力を入れています。
地方金融機関はサービスが厚い
特にサービスが多いのが
- JAバンク
- 信用金庫
- 地方銀行
です。
これらの金融機関は地域の高齢者が主な顧客なので、「年金友の会」のような制度を作って、
- プレゼント
- イベント
- 金利優遇
などを用意しています。
地域によっては
- 旅行
- グラウンドゴルフ大会
- 食事会
などもあるそうです。
銀行というより地域コミュニティの役割もあるのかもしれません。
一方で都市銀行は全国規模なので、こうしたイベント型サービスはほとんどありません。
その代わり
- ATM
- ネットバンキング
- 振込サービス
など、機能面が中心です。
でも口座を変えるのは意外と面倒
ここで少し悩みます。
もしJAの方がサービスが良いなら年金口座を変えた方が得なのでは?
そう思うのですが、実際の生活を考えると、そう簡単ではありません。
なぜなら、私の場合、
- クレジットカード
- 電気
- 水道
- スマホ料金
など、
ほとんどすべてが今の銀行口座から引き落とされています。
さらに、
- 証券口座
- ETCカード
なども連動しています。
つまり、口座を変えるとすべて変更手続きが必要になるのです。
これは正直かなり面倒です。
現役時代から長く使っている銀行というのは、生活のインフラのようなものなのだと改めて感じました。
便利さとサービス、どちらを取るか
結局のところ、
- サービスが多い銀行
- 手続きが楽な銀行
どちらを選ぶかという話になります。
演歌コンサートには興味がありませんが(笑)
もし、金利優遇や現金プレゼントなどがあるなら、少し考えてみても良いかもしれません。
ただ、現実には「今のままでいいか」となる人も多い気がします。
長年使ってきた銀行というのは、それだけで安心感がありますから。
年金受取口座は一度見直してもいい
とはいえ、年金受取口座は一度見直してみても良いテーマだと思います。
現役時代は「会社指定」で決まっていた銀行も、退職後は自分で選べるからです。
銀行によっては
- 定期預金金利アップ
- 現金プレゼント
- ポイント付与
などの特典もあります。
知らないうちに数千円〜数万円の差になることもあります。

私も今回調べてみて、「銀行によってこんなに違うのか」と少し驚きました。
まとめ
年金受取口座は現役時代の流れで決めてしまう人が多いと思います。
しかし実際には、銀行によって
- サービス
- 金利
- 特典
はかなり違います。
とはいえ、口座を変えると生活の引き落としもすべて変更になる。
この手間もまた現実です。
妻はプレゼント、
私は何もなし。
そんな小さな出来事から、銀行との付き合い方を少し考えるようになりました。
もしかすると、年金生活のちょっとした楽しみは、銀行選びにもあるのかもしれません。


コメント