― 年金生活者が実感した「長期投資の力」
吉野家の牛丼を食べながら考えた、本当の投資リターンとは
昨日は久しぶりに東京へ出ていました。
とはいえ、昼食は洒落たレストランではありません。
吉野家の牛丼・並盛に、みそ汁とサラダのセットです。
千円札で十分にお釣りが来る、安心感のある価格です。

都心から電車とバスを乗り継いで1時間ほどの場所に住んでいる身にとって、吉野家があるだけで十分に都会です。
日本橋高島屋の煌びやかなショーウインドウを横目に見ながら、
「ここで買い物をする日は来るのだろうか」
と考えつつ、各駅停車の電車で帰宅しました。

夜は、4リットルのペットボトルで買った焼酎を炭酸で割り、妻の手料理とともにゆっくり過ごします。
贅沢とは言えませんが、静かで落ち着いた生活です。
そして、その生活を支えているのが、S&P500への長期投資です。
3年半のS&P500投資で、利益率はほぼ100%に到達
3年半前から積み立ててきたS&P500投資信託の状況は、以下の通りです。
- 累計投資額:320万円
- 取り崩し済み:60万円
- 現在の評価額:511万円
元本320万円に対して、現在の評価額は511万円。

取り崩した60万円を含めると、総資産は571万円相当になります。
つまり、
利益は約251万円
投資利益率(ROI)は、約78%に達しています。
さらに、旧NISAで購入していた
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、
100万円 → 200万円超
と、こちらは実際にROI100%を超えました。
特別な売買はしていません。
ただ、積み立てて、保有していただけです。
時間とアメリカ経済の成長が、資産を増やしてくれました。
なぜS&P500は長期的に成長してきたのか
S&P500は、アメリカを代表する500社で構成されています。
その中には、
- Apple
- Microsoft
- Amazon
- NVIDIA
といった、世界経済の中心企業が含まれています。
これらの企業は、
・技術革新
・グローバル展開
・高い収益力
によって、長期的に成長してきました。
S&P500に投資するということは、
アメリカ経済そのものに投資することを意味します。
短期的には下落することもありますが、長期的には企業の成長が株価を押し上げる傾向があります。
投資で最も重要なのは「時間」
今回の結果を振り返って実感するのは、
投資の成功は、タイミングではなく時間によってもたらされる
ということです。
市場は短期的には大きく変動します。
しかし、長期的には経済成長に伴って資産も成長する傾向があります。
これは複利の力によるものです。
利益が新たな利益を生み、時間とともに資産は増加していきます。
取り崩し期に入ると、新たな悩みも生まれる
現在は、生活費の一部を取り崩しています。
これは、資産形成期とは異なるフェーズです。
資産を増やすことよりも、
資産を減らしすぎないこと
が重要になります。
どの投資信託から取り崩すべきか。
収益率の高いものを残すべきか。
同じS&P500でも、運用会社によって微妙な違いがあります。
こうした判断も、個人投資家にとっては重要なテーマになります。
投資がもたらした本当のリターン
私は、いわゆる「セレブ投資家」ではありません。
昼は吉野家の牛丼。
夜は自宅で焼酎。
取り崩しは毎月5万円。
慎ましい生活です。
しかし、投資を始める前と比べて、一つ大きく変わったことがあります。
それは、
将来への不安が少し減ったこと
です。
資産が増えたことも重要ですが、それ以上に、
「経済の成長に参加している」
という実感が、精神的な安心につながっています。
長期投資は、誰にでも可能な資産形成の方法
私が行ってきたことは、特別なことではありません。
・証券口座を開設し
・NISAを利用し
・S&P500に積み立て投資を行う
それだけです。
投資は、一部の特別な人のためのものではありません。
時間を味方につけることで、誰でも資産形成が可能になります。
投資の本当の価値は、日常の安心にある
現在の生活は、決して贅沢ではありません。
しかし、
牛丼を美味しいと思い、
焼酎をゆっくり味わいながら、
資産の成長を見守ることができる。
それだけで十分だと感じています。
投資の本当のリターンは、通帳の数字だけではありません。
将来への安心。
それこそが、最大のリターンなのかもしれません。
そして今日も、コーヒーを飲みながら、S&P500のチャートを静かに眺めています。



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