年金生活での投資と資産の取り崩しや年金、健康保険に関すること。
すべて実体験のお話です。

「新入社員がすぐ辞める時代」でも1割だけ?

― 私が「営業ガチャ」で40年生き延びた話

新入社員がすぐ辞める時代、本当に増えているのか?

春になると話題になる「即退職」。

「新入社員、入社数日で退職」などという文字がテレビ、新聞で踊ります。

中には「退職代行を使って即日退職」なんて話もあって、昭和の人間としては、コーヒーを吹き出しそうになります。

「いやいや、まだ社員証もピカピカでしょ?」

と、ツッコミを入れたくなるのですが、冷静にデータを見ると、1年以内に辞める人は約1割。

思っているほど多くはない。

…とはいえ、ゼロでもない。

つまり、一定数は“即撤退”している時代です。

厚生労働省の統計を見ると、

期間離職率
1年目約10〜12%
2年目まで約24%
3年以内約33%

「すぐ辞める人が増えた」よりも「3年以内にじわじわ辞めていく」が実態のようです。

私の新入社員時代は“配属ガチャ外れ”だった

ここで、私の話を少し。

私は40年以上前、「SE・プログラマーになりたい」と思って、システム開発会社に入社しました。

当時は「IT」なんて言葉はありません。

「コンピュータ」というより「電子計算機」と言われていた時代。

Windowsなんて言葉は単に窓であって、OSという言葉さえ無かった時代です。

「電子計算機=コンピュータ」と言うと、ちょっと変わった人が触る謎の箱、そんな時代です。

意気揚々と入社して、配属発表。

結果は――

営業部

……。え?

SEじゃないの?

プログラムは?

私の未来はどこへ?

今で言うところの、完全な配属ガチャ外れです。

正直、会社選びを失敗したと思った

あの時の気持ちは、今でも覚えています。

「会社選び、間違えたな」と。

だってそうでしょう。

コードを書くつもりで入ったのに、待っていたのは営業カバン。
そして箱ごと自分の名刺を持たされて「お客様のところへ行ってこい」です。

当時の私は、人と話すのがそれほど得意でもない。
営業なんて、できる気がしない。

今の時代なら、その時に退職代行に電話していたかもしれません。

ところが営業は「辛いけど面白い」仕事だった

人生はわからないものです。

最初は地獄でした。

・何を話せばいいかわからない。
・行けばお客様に怒られる。
・毎日上司にも怒られる。
・帰り道で一人で反省会やってやけ酒飲む毎日。

まさに「苦行」。

でも、ある時から少しずつ変わります。

「お客様に話を聞いてもらえるようになる」
「名前を覚えてもらえる」
「契約書にハンコを押してもらえる」

このあたりから、妙な感覚が出てきます。

「あれ?営業、ちょっと面白いかも」

気がつけば40年以上、営業を続けていた

営業という仕事は不思議です。

基本的に辛い。でも、たまに、本当に時々ですが面白い。

この“たまに”が厄介で、これがあるから辞められない。

例えるなら、パチンコでたまに「777」と揃う瞬間の感じに近い。

(※健全なブログなので、あまり深くは言いませんが)

そして気がつけば――

40年以上、営業をやっていました。

コンピュータ業界は“地味”から“花形”へ、そして今

さらに面白いのは、業界の変化です。

私が入社した頃、コンピュータ業界は地味な存在でした。

「そんなもの、誰が使うの?」と言われ続けました。

ところが、その後どうなったか。

バブルを経て、ITは一気に花形産業に。

私は営業ですが、同僚が「SEでシステム作っています」と言うだけで、スナックのお姉ちゃんからモテる。

(※健全なブログなので、あまり深くは言いませんが)

そして現在。

また少し雰囲気が変わってきています。

人材不足とは言われつつも、システム開発は4Kと言われています。

4Kって、美しいテレビではありません。

  • きつい
  • 帰れない
  • 厳しい
  • 給料安い
  • 結婚できない


あれ? 5Kになってしまいました。

つまり――

仕事の価値なんて、時代でいくらでも変わる

ということです。

なぜ今の若者はすぐ辞めるのか

ここで、最初の話に戻ります。

今の若い人たちは、

  • 仕事内容のミスマッチ
  • 人間関係
  • 働き方への価値観の違い

「合わない」と思ったら早く辞める。

「すぐ辞める」は本当に悪いことなのか

これは、悪いことでしょうか?

私は、そうとも言い切れないと思っています。

なぜなら、私自身――

最初の配属は自分の中で完全にミスマッチだったからです。

もしあの時、「営業なんて無理」と辞めていたら?

おそらく、別の人生になっていたでしょう。

良かったか悪かったかは、私には分かりません。

誰にも分からないのです。

でも一つ言えるのは、

やってみないとわからないこともあるということです。

我慢か撤退か、正解は一つではない

結局、この問題の答えは、

・我慢すれば道が開けることもある
・でも、無理を続けて壊れることもある

どちらも事実です。

だから正解は一つではない。

ただ、「合わない=即終了」ではないということ。

そしてもうひとつ。

「続けたから正解」でもない

私の結論「人生は配属で決まらない」

今、こうして振り返ると、

・営業は辛かった
・でも、面白かった
・結果的に40年以上続いた。

不思議なものです。

もしあの時の自分に会えたら、こう言います。

「とりあえず、もう少しやってみろ」

仕事をしていた若い頃の自分に励ましの声をかける

そして今の若い人には、こう思います。

「辞めるのもいい。でも、ちょっとだけ粘ってみてもいい」

“ちょっとだけ続ける”という選択

・新入社員の1年以内退職は約1割
・理由はミスマッチ、人間関係、働き方
・今は“早く見切る時代”

でも――

社会人の人生は配属ガチャから始まることもある。
外れだと思ったガチャが、意外と当たりになることもある。

私の40年営業人生は、まさにそれでした。

最後に、コーヒーを飲みながら思います。

「人生、最初の配属で決まらない」

…むしろ、予想外の配属のほうが、新たな興味で長く続くのかもしれません。

次回予告

そして、嫌になったからと勢いで退職すると、

その後の人生に大きなマイナスになる「年金」のお話を次回にします。

― 年金生活者の白日夢 ―

※本記事は筆者自身の投資経験に基づいて書いております。
投資には価格変動リスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
また、保険料は居住地・収入・家族構成によって異なります。実際の金額については、お住まいの区市町村窓口または年金事務所にてご確認ください。
本記事は、投資助言や、特定の保険制度への加入を推奨するものではありません。
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